「非モテ」から抜け出すにはオナ禁が近道

講義

以前の記事において、「非モテ」の定義について書いた。

「非モテ」とは単に女性からモテていないというだけでなく、キモイと思われてしまっている状態のことを言う、と。

この、キモさを抜くためにするべき対策などはいろいろとあるのだが、一番初めにやるべきはオナ禁である。

今回は、その理由を2つの角度から示していきたい。

①むやみに魅力的な女体を目にしてしまう

多くの人はオナニーをする際にエロ動画を見ながら行うであろう。

実写ででもアニメでもどちらを鑑賞していようが構わないのだが、その画面の中には自分の性欲を満たす姿かたちを体現した女性が映し出されており、自身の欲求を満たしてくれるような動きをしてくれている。

画面の中にいる女性はかなり性的に魅力があり、あたかも自分と行為をしているように勘違いさせてくれる。

映像としても美しく見せるように角度や色調を調整しており、最短距離で興奮できるように作られている。

そのようにして、繰り返し鑑賞していくうちに現実の女性にも画面内の女性の様子を当てはめてみていってしまうのだ。

あほらしいと思うかもしれないが、オナニーが習慣化してしまっている人は多少はその傾向がある。

つまり、画面内の女性と同じように現実の女性を神聖化してしまっているのだ。



現実の女性は…

しかしながら、現実の女性はもっと冷淡である。

空想と現実の境目があいまいになってしまっているがゆえに、現実の女性に幻滅してしまう。

実際の女性はそんなにしっかりと話を聞いてくれないし、聞いてくれても楽しそうにはしてくれない。
ましてやそう簡単にエロい雰囲気にもならない。

現実と予想が食い違いすぎると、人は認知的不協和を起こし、キモい行動に走る
こうして「非モテ予備軍」は「非モテ正規軍」に格下げされてしまうのだ。

厳密にはオナ禁ではなくエロ禁

遠回りをしたが、結局はオナニーをするために空想の女性と触れ合うことが「非モテ」につながるのだ。

オナ禁をしようとすればエロ禁をせざるを得なくなる。
エロが身近になった時代だからこそ、非モテが増えたと考えている人も多数いる。
男子の草食化とインタネットの普及は相似形であるらしい。

直接的な解決策ではないかもしれないが、間違いなく間接的な原因であるのでやめたほうがいい。
今すぐやめられるので、今からやめてみてはいかがだろうか。

②テストステロン(男性ホルモン)が減少する

もう一つは、ホルモンバランスに関する話である。

こちらは、体内のホルモンの働きに関する話で、しかも医学的に本当なのかということはわからない。
私自身や、そのほかの恋愛工学の方々の話を聞いている中での民間伝承のようなものである。

科学的な正確性には欠けるが、一つの傾向として一定の正しさはあると考えているので、宇宙の話であると思って聞いてほしい。

大前提

まず、大前提として女性は一定程度の暴力性を持っている男性に(性的)魅力を感じ、暴力性が見えない相手には魅力を感じなにくい、という仕組みが備わっている。

詳しい理由は進化心理学の本を参考にしていただきたいが、
要するに、狩りで獲物をとってこれるくらいの凶暴性を持っているほうがいいということだそうだ。

そして、射精をすると体内の男性ホルモンは減少することが医学的にわかっている。

テストステロンの役割

テストステロンの役割としては、色々と細かいものは存在するが、要するに男らしくするためのホルモンである。

男らしい、というのは体つきの話だけでなく、性格や雰囲気、もっと言えば暴力性のことを指している。

つまり、テストステロンが十分にあることで、女性からモテやすくなるのである。

テストステロン値が低下することによる変化

オナニーする人というのは平均で3日に1回するらしい。(相模ゴム調べ 2018)

オナニーをすると、テストステロン値が下がる。

これだけオナニーをする誘惑があふれている環境であるため、オナニーをしたい(溜まった)時にはすると考えられる。
溜まった状態というのは、体のホルモンバランスが正常値に戻った状態であると予測される。

その時に再度オナニーをするので、テストステロン値はまた低下する。

したがって、オナニーをやめない限り、テストステロン値は低く安定してしまうことになる。

すると、モテの根源ともいえる暴力性が削がれ、いわゆる草食系男子という「非モテ」の完全体が生まれる。

これがオナニーが「非モテ」を作るもう一つのメカニズムである。



結論

以上2つの要因を挙げたように、オナニーは「非モテ」化を促進する要因にしかならない。

確かに今この瞬間は気持ちがいいかもしれないが、今後待っている地獄を考えるとそうもいっていられない。

実際に、オナ禁をしてみるとかなりつらい
頻度が多い人ほどつらい。

ムラムラするとかではなく、もう本当に言い表せないような気持が沸き上がってくる。
暴力性が顔を見せ始めているのだ。

どこまで行ってもこれが晴れることはない。
女性を抱かなければ晴れることは絶対にない
すると、自然にモテるために何をすればいいのかを考え始めるようになるのだ。

そうすれば非モテから、脱却の日は近い。

おはり

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