「非モテ」は、自分が非モテであると自覚していればいるほど自分から女性に声をかける回数は減っていく。
逆にモテ男は自分が嫌われていないことを感じ取っているためか、ガンガン話しかけていきさらにモテるようになる。
何もしなければ、お互いに自分自身の特性を強化する方向に物事は動いていく。
何かを変えたければ自分が行動を起こさねばならない。
今回は、そのことに気が付いたきっかけとなる体験記を書いていく。
地蔵非モテ
中学・高校どちらも味わった非モテ体験である。
中学・高校時代は全くと言っていいほどモテなかった。
というのも、自分の中で「モテる」ということを「なぜかわからないが女子から話しかけられてちやほやされている状態」であると定義していたからだ。
エロ漫画も読んだことないし、ギャルゲーもやったことがない、ましてやハーレムなんて言葉も知らないような時代からそのように考えていた。
もちろん、こんなにはっきりと言語化できてはいなかったが。
つまり、完全に待ちの姿勢だったわけである。
そんなわけで、中高6年間で両手に収まらないほどの数くらいは女性から好意を向けられていたのにも関わらず、私自身が全くと言っていいほど行動を起こさなかったため、発展したのはわずか2件であった。
そのため、6年間ずっと「私はモテない奴なんだ」と思っていた。
そう考え始めると、どんどん女性から話しかけられなくなっていき、年齢を重ねるほどモテなくなっていった。
地蔵非モテの完成である。
逆に言えば、気軽に女性に話しかけてさえいればこんな自分の恥をさらす必要はなかったのだ。
自分から声をかけてさえいれば、立派なモテ男に慣れてたかもしれないのに…
この事例の問題点
この事例の問題点は2つある。
１、女性から話しかけられるのを待っていたこと
２、ブスの先に美人がいることが理解できていなかったこと
それぞれ詳しく見ていく。
女性から話しかけられるのを待っていたこと
女性から話しかけられるのを待っていることによる弊害は私の体験のようにモテてているのに、それが実際に自分のところに回ってこない、というのもあるが経験を積めなくなるということのほうが危険である。
女性から男性に話しかけるというのは、滅多にないと考えて差し支えない。
日本女性は奥ゆかしいというのもそうだが、女性社会で抜け駆けするのはご法度だからである。
なので、自分から話しかけに行かないと女性と話す機会というのがぐっと減ってしまう。
たまに話しかけられても、久しぶりの女性なのでキモい返答しかできず、自信を失ってさらに自分から話しかけるという選択をする可能性が減る。
そしてまた話しかけられた時、キモい返答をして…という負のスパイラルに陥ってしまう。
すると、どうだろう。あっという間に「非モテ」が出来上がってしまう。
この仕組みに気が付かないと、蟻地獄なので抜け出すことはできない。
そして「非モテ」から抜け出せなくなってしまうのだ。
とにもかくにも、女性と話すことになれるためにも、自分から女性に話しかけるべきである。
ブスの先には美人がいる
ものすごく顔が整っているとか、金が有り余っているか、運動能力で食べていけるくらいかでない限り、急に美女とどうにかなることはできない。
一般人にとって美女はブスの延長線上にしかいないのだ。
非モテであればあるほど、女性をえり好みする。
かつては私もそうであった。なぜならば、いつかどこかの美女とどうにかなれるチャンスが巡ってくると妄想していたからである。
だが、現実にはブスを経てでしか美女には巡り合えないのだ。
中高6年間、好意を向けられていたのに行動しなかったのは相手があまりかわいくなかったからという理由もある。
この考えが良くない。
女性のレベルは段階的にしか上がっていかない。
ブスと関わっているうちに、少しブスが現れ仲良くなり、だんだんとレベルが上がっていく。
そういう風に世の中はできている。
この事実を認識しないと、一生美女とはセックスできない。
結論
自分を変えたいのであれば、行動するしかない。
それは内容が何であってもそうだ。
こと「非モテ」に関しては止まっていると、事態は悪化するばかりである。
今すぐ女性に話しかけに行こう。誰でもいい。まずは話しかけやすい人から。
だんだんとその輪を広げていけばいい。
大事なのは少しずつしかことは進まない、ということ。
ホームランを狙わず、ヒットを積み重ねていこう。
おはり
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