我々非モテは、「モテる」ということを考えたとき、どこにゴールを置いているだろうか。
恋愛経験が少なければ少ないほど、「女性と付き合うこと」をゴールにしてしまってはいないだろうか。
そもそも、女性と付き合うとはどういうことなのか、を考えると非モテが立てている「付き合う」ということがいかにあいまいな目標であるかということが分かる。
よく言われていることだが、目標は状態ではなく行動を掲げるべきである。
では、モテた先の行動とはいったい何なのだろうか。
「モテること」のゴールはセックスすることである
女性からモテる。
これは具体的にはどのような状態を指しているのかというと、タイトルにもある通り「女性とセックスできること」に他ならない。
反射的に、「そんなことはない!」と考えてしまった人は、もう少し冷静になって考えてほしい。
付き合うことになって、楽しくしゃべって、楽しく食事をして、テーマパークなどでデートして…
で、最終的にはセックスをする、したくなるだろう。
もっと言うと、デートの最後のセックスから逆算して食事の店の場所を考えたり、時間を考えたり日にちを考えたりしないだろうか。
あわよくば、を期待してそのように設定するのではないだろうか?
と、いうことは本質的な目標は「セックスをすること」にしたほうが良いのである。
目標曖昧型非モテ
ここで私の体験談を話す。
大学時代に気になっていた子を食事に誘って、楽しくおしゃべりして解散するということを何度か繰り返し、手ごたえがそれなりにあったので、「告白」というものをした。
付き合ってほしい、ということを伝えると、少し考えた後
「付き合って、私と何をしたいの?」
という質問をされた。
正直、何も考えていなかった。
その子と付き合う(≒告白してOKをもらう)ということを目標にしていたので、その後のことは一切考えていなかったのだ。
「デートとか?」
とアホな答えをすると、「何回も食事してるじゃん」と。その通りである。
ついには何も思いつかず、「デートしたいだけなら、このままでいいよね」
という形で、体よくフラれてしまった。
その後は、私のほうが気まずくて誘うことができなくなり、だんだんと疎遠になったというオチである。
現在も国交は回復していない。
目標があいまいであると、何がいけないのか
目標があいまいであると、次の具体的行動が立てられない。
こちらに目標がないので、相手はどのように応答するのが得策なのかということを考えるのが難しくなり、結果的に守りに入るのが最善手になる。
と、いうよりもそもそも、セックスをするということを目標にしていれば、1回目の食事に誘った時点で、「あなたに興味があります、あなたとセックスしたいです。」ということを言葉ではない方法で何とか伝えようと知恵を絞っているはずである。
目標がないと、惰性で動いてしまっているので一緒にいても面白くない、というのもある。
そして、一番大きいのは女性はセックスすることによって相手を好きになる(≒付き合うことができる)のだ。
巷で言う、セックストリガーというものである。
非モテは、「付き合う→セックス」の順序が正しいと考えているが、実際に正しいのは「セックス→付き合う」なのだ。
そういう意味でも、セックスをすることを目標にするのが正しい。
結論
女性からモテるということを考えたとき、目標にするべきは狙った女性と付き合うことではなく、
「狙った女性とセックスすること」である。
本質的にセックスをすることが目標になっているはずなのに、付き合うことを目標にしてしまうと意思と行動に整合性が取れずに、失敗する確率が上がる。
また、本来的に正しい順番なのは「セックス→付き合う」なので、セックスを目標にする方が合理的である。
デートの際は、どこで、どのくらいのタイミングでセックスをするのかということをしっかりと考えておくべきである。それだけでだいぶ、成功率は上がると考えられる。
おはり
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