最近では、女性だけでなく男性もムダ毛処理をする機運が高まっている。
男性専用の脱毛サロン・脱毛クリニックが大きく広告を出したり、タレントを使った宣伝を行ったりして徐々に広がりを見せている。
しかし、しっかりと永久脱毛しようとするとかなりお金がかかるのも事実である。
全身を完全に脱毛しようとすると、25万~40万円かかってきてしまう。
医療脱毛でなければもう少し安くなるかと思いきや、レーザーの出力が弱いため多くの時間と回数が必要になり、結果的に医療脱毛と変わらない。
できれば、分割ではなく一括で支払ってしまいたいと考えると負担はかなり大きく感じられる。
そこで、今回は私が実際に行った、医療脱毛せずにムダ毛を処理する方法について3つ紹介する。
①T字カミソリ
薬局で売られている、使い捨てのカミソリで剃る方法である。
昔のカミソリは、あまり切れ味がよくなかったりして、剃った後にチクチクしたものだが、現在のカミソリはものすごく性能が高い。
切れ味がかなりいいのか、剃った後も少し伸びてきたときもそれほどチクチク感は気にならなかった。
また、切れ味がいいことからムダな力を入れなくても剃れるため、肌への負担が少ない。
具体的には、カミソリ負けをしないのである。
肌の上を滑らすだけで剃られていく。
逆さ剃りであってもこれまで失敗したことは一度もない。
VIOラインへの使用もしたことがあるが、全く問題なかった。
ただし、めちゃくちゃ時間がかかる。
毛の量が多いと、すぐに刃の間に毛が詰まって剃りづらくなるので、いちいち洗い流す必要があるのだ。
慣れてきた今であっても、両足とVラインのみで20分以上はかかっている。
また、ケチって一度使ったカミソリをもう一度使おうとすると、切れ味が悪くなっているので余計に時間がかかる。
逆に、時間が十分にあるのであれば、これで十分なのではないかとも思う。
②ボディトリマー
こちらは、「完全に剃り切る・すべすべにする」のではなく、「毛の量を減らして清潔感を担保する」という方向で使用したい人向けである。
なんと11段階で毛の長さを調整できるうえに、防水なので風呂場で使える+丸洗いできるというスグレものである。
私はこれの1つ前の型番を使用しているのだが、充電に時間がかかることがネックだった。
最新バージョンにおいては、そのデメリットが消え、急速充電可能になり1時間充電で50分連続使用に変わった!
(私が使っているものは8時間充電で30分連続使用)
アタッチメントがついているため、肌への負担が最小限になる。
さらに、刃の切れ味も落ちにくい仕様になっているようで、チクチクすることもほとんどない!
もちろん、VIOへの使用もできる。
他のものは使用したことがないので、比較はできないもののレビューを見る限りでは、この商品が一番コスパが良いのではないかと思う。
(安いものもあるが、毛が絡まりやすい等デメリットがあるらしい)
③脱毛シート
男性は毛根が強いのか、女性用の脱毛シートでは全く歯が立たなかったため、男性用の強力な脱毛シートを使用した。
面白いほどしっかり抜けるし、しっかりとつるつるになる。
正しい使い方をすれば、誰でもすべすべになれるというのはかなり良い点だと思う。
値段もかなり安い。
20枚入っていて、両面が脱毛シートになっているため実質40枚あるのだが、それぞれが1回ではなく2回ずつ以上使えるくらいの粘着力がある。
(説明書に書いてある、正しい使い方である)
毛が生えている面積が最も多い足で2~3枚(=実質4~6枚)/片足使用すれば十分にすべて抜け切る。
そうすれば、2週間くらいはほぼ生えていないのと同然の状態なので、剃るよりもコスパとしてはよいのではないかと思う。
ただし、人によってはかなり痛みがあるのではないかと考えられる。
私としては足の毛に関しては「ちょっと痛いかな」くらいで、耐えることは全く問題ない状態であったものの、Vラインは無理であった。
1度試しにやってみたら、毛の量が多すぎたのか毛根が強すぎたのかなかなか剥がれずきつかった。
涙目になりながらはがしていた。
脱毛シートの性質上、勢いよくはがさなければならないので皮膚が薄いVラインあたりは厳しいのかもしれない。
(説明書には使用可能と書いてあるので、試す価値はある。)
なので、VIOの毛をどうにかしたいという人にはお勧めできない。
これはダメ:除毛クリーム
痛いのも嫌だし、剃るのも面倒!
と思ったときに調べると出てくるのが「除毛クリーム」。
結論から言えば、除毛クリームはおすすめしない。
理由は3つある。
1つ目の理由。
除毛クリームは薬品の力で毛を溶かしているのだが、その前処置として毛を1センチ程度に刈り揃える必要がある。
根元に薬品をいきわたらせるためだ。
だが、刈り揃えるのであればトリマーでよいのではないか?
2つ目の理由。
薬品の力で毛を溶かすのだが、おそらく薬事法的な問題で効能を強くしすぎることができない。
そのため、強力であると思われるメンズ・ボディ用であっても全体の1/2になれば御の字という程度の効果でしかない。
しかも、薬品を使用しているため連続使用は禁止事項となっており、72時間間をあける必要がある。
ただ、それでは全体が満足する感じになるにはかなりの時間がかかる。
3つ目の理由。
仕上がりが良くない。
毛を溶かす、という性質上毛穴の中の毛まではどうにもできないので、若干黒く残ってしまうのだ。
これは、毛が太い傾向にある男性全般に言えることである。
以上のことを考えると、他の選択肢と比べて魅力的とは言えないのが除毛クリームである。
結論
レーザー脱毛に行かないでムダ毛を処理する方法を紹介した。
自分に合ったものを選んでほしいと思うが、個人的に一番お勧めしたいのは②ボディトリマーである。
多くの男性はつるつる感に違和感を覚えるとともに、恥ずかしさも多少はあると思うので、毛並みを整えて、不快感を出さない、というところから目指すのもよいと考えている。
よい脱毛ライフを。
おはり
コメント