「非モテ」体験記を記していく。なるべく生々しい情景描写でお伝えできればと思う。
体験記の後は、どの部分に非モテ要素があったのかということを解き明かしていく。
業務連絡非モテ
中学の頃であったか。
私は学級委員的なものをやっていたこともあり、人から話しかけられることが多かった。
もちろん話しかけてくる相手は男女どちらの場合もあった。
話しかけてくる人はある程度偏っていることもあり、ある女性から話しかけられることに意識している自分がいた。
内容はただの業務連絡である。内容は覚えていないが、業務連絡であったことは覚えている。
そして、その連絡の場以外では話したことはない。
そんな日々を過ごすうちに、その子と目が合う回数が多いだとか業務連絡中もちょっとうれしそうに笑っているだとか、色々な勘違いをしまくっていた。
中学生あるあるだがその子を妄想しながらオナニーなどもしていた。
完全にやっていることは変態である。
その子と同じ部活の子にそれとなく付き合っている人はいるのかなどの情報収集をするなどしていたが次第に業務連絡を回してくれる頻度も減り、それとなく距離ができて何も起こらずに終了した。
それからというもの目が合うことも減り、合ってもすぐそらされるといった始末。
その子と同じ部活の子などに普通に話しかけてみても反応がそっけないなど明らかに避けられるようになってしまった。
(今思えば、狭い範囲内の出来事で助かったという感想しか出てこない。)
業務連絡非モテの出来上がりである。
この事例の問題点
大きく3つある。
1、自意識過剰であるところ
2、下心満載で関わっているところ
3、外堀から埋めようとするところ
それぞれ解説していく。
自意識過剰であるところ
男女関係なく、人は意外と自分のことを見ていないし意識していない。
目がよく合うという話にしたって、ことらから見ているから目が合うのであって合わせに来ていることは少ない。
ましてや、話しかけてくれているというのは現実をゆがめて認識しすぎで、ただ業務連絡で情報を伝える役割を果たしているだけなのだ。
私はたまたま、連絡を伝えるべき相手だったというだけである。
この自意識過剰を捨て去ることは「非モテ」から抜け出すに当たり、非常に大事になってくる。
なぜならば、自意識過剰は現実を現実としてみておらず、自分の良いように解釈を変えてしまっているからだ。
今すぐに脱却すべきである。
下心を持って関わっているところ
女性の認知の仕組みは素晴らしく、男性からの下心を高精度で感知できるシステムが搭載されている。
どれだけ表面上は隠したところで、うっすらと感じ取っている。
何とも思っていない相手から向けられる下心というのはかなり厳しいようで、少しずつ距離を取られたというのも納得できる。
下心を全く持たずに接するかもしくは下心を口に出すことが解決策として挙げられる。
外堀から埋めようとするところ
周りの人に情報を聞き、外堀から埋めるというのは言葉を選ばず言えば女々しい手法である。
女性は自分たちがその方法をよく用いるにもかかわらず、男性が使うと女々しいと言って嫌な顔をする。
実際にかなり女々しい。
情報が欲しければ自分の足で稼ぐべきだ。本人に聞くとか。
それができないのであれば、それを問うべき関係値ではないということになる。
結論
一つのエピソードで3つもの要素を抽出することができた。
どれも要解決の問題であるが、まず取り組むべきは自意識過剰を直すという部分だ。
一番大変なのだが、他の二つは正直言って直したとて、根本的な解決にはつながらない。
自意識過剰を直すためには現実を現実として直視する必要がある。
我々はモテていない、モテようとしていないのではなく「非モテ」であり、このままの状態では世の中に求められていない。
このことをしっかりと自覚することから自意識過剰の修正は始まる。
厳しいことではあるが、これが現実である。
現実を見つめなおしてからようやく普通の一歩目を歩き始められるのだ。
おはり
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