タイトルで今回話す内容の8割を言ってしまっているが、これがここ数カ月で出た答えである。
せどり、というのは仕入れ値と売値の差が大きければ大きいほどもうかる。
それに加えて、たくさんの数が売れることも重要な要素の一つである。
つまり、「価値」と「使用価値」の差が十分に大きく、なおかつそれなりの数を裁くことができるものがせどりに向いているのだ。
そして、その代表的な商品が『Aliexpress』で仕入れる『時計』である。
Aliexpressとは
Aliexpressとは、アリババという韓国企業が運営しているメルカリやイーベイみたいなものである。
品質はそこそこで値段が激安の商品が並んでいる。
アリババという仕入専用のようなサイトもあるのだが、最低注文単位がとてつもなく大きいこと、韓国語でしか受け付けていないことなどの問題がある。
Aliexpressであればメルカリのように単品の注文もできるし、仕入れのように大量に注文することもできる。もちろん、アリババというサイトよりは値段は上がるが。
中には、メルカリでかなり人気の商品も激安で売られていることもあり、それを狙って日夜徘徊しているせどりの人びともいる。
だが、売れてそうなものに少しずつ手を出しても、すぐにまねされてしまうなどしてすぐに稼げなくなってしまうのだ。
これは、価値と使用価値を考えて仕入れ商品を選んでいないからに他ならない。
ここを考えていれば、かなり長い間儲け続けることができるのだ。
ちなみに私は粗利益で月に20~30万である。
せどりで儲ける方法
ここから実際の方法について述べていく。
まずは、何を仕入れればいいのかということである。
①300円~500円の時計を仕入れる
なるべくデザインが普通で、なおかつ品質が高そうなこの値段帯の時計を仕入れるのがいい。
というのも、デザインが奇抜すぎるとそれだけ安さが素材に現れやすくなってしまい、買ってもらったときの評価が下がってしまうためだ。
だからと言って、シンプルすぎるものばかりを買い集めていては売れない。
まずは、1種類につき5個ずつくらい買って、それを20~30種類くらい集めておくといい。
こうすることによって、売れやすいものの傾向がつかめるし、何よりもメルカリに並べたときにたくさん商品があるように見えるからだ。
商品が少なすぎると、怪しまれてしまうというのもある。
また、値段帯をここにしたのにも理由がある。
メルカリで売れやすいのが大体3000円未満であるらしい。
それ以上のものを求めるのであれば、より信用できそうな場所で買うのだ。
なので、その値段で売っても利益が出て、なおかつ質が悪すぎないラインがここなのだ。
②一日2~3種類ずつ出品する
はじめの方は、取引の数も少ないため買う側からはあまり信用されていない。
そのため、なるべく多くの人に商品を見てもらいたいため、時間をずらして数種類ずつ出品するのが良い。
また、一気に出品しすぎるとメルカリ側から業者ではないかと疑いがかけられてしまうので、全部一気に出品してはいけない。
最初はほんとうに全く売れないので、気を落とさないように。
③値段設定は2980円から
時計の使用価値が高く、また細かい部品の組み合わせである精密な機械であると考えられているため、価値も高いと思われている。
なので、メルカリの中では高い部類の値段であっても必要としている人がいれば、普通に売れる。
逆に初めから低価格で攻めていくと、下げ幅が少なくなって苦しくなる。
値下げ幅を確保しておく、という意味でも強気の値段設定で売り出すべきなのだ。
④すべての商品を毎日100円ずつ値下げしていく
メルカリでは、商品を放置しておいて売れるものではない。
なるべく人に見てもらわなければならないのだ。
ほしいものを検索して買う人も大勢いるが、実はトップページから新しい出会いを探している人も大勢いる。
つまり、出品されたばかりの商品のほうが購入されやすいのだ。
そして、メルカリの仕様上、100円値下げをすると新規出品と同じ扱いになりトップページに表示されるようになる。
これのために、値段の下げ幅を確保しておく必要があるのだ。
大体、1000円前後で一個の商品の損益分岐点が来るので、1180円を下限として値段を下げていけばよい。
⑤1180円まで下げたら、もう一度2980円に戻す
では、1日100円ずつ値下げしていき、1180円になったらどうすればいいのか。
もう一度2980円に戻すのである。
そうしてまた、人の目に触れてもらえるように毎日100円ずつ下げていくのだ。
だが、この作業は1回が限度である。
2回1180円まで下げてしまったものは、一度出品取り消しをする。
そしてまた、1週間後に何食わぬ顔で新規出品すればいい。
これを売れるまで繰り返す。
初期はマジでもうからない
初期のころはマジで売れない。びっくりするぐらい売れない。
月に10個売れればよいほうである。
日がたつごとにどんどんと売れる個数は増えていくものの、利益は微々たるものである。
だが、あきらめてはいけない。
売れ筋のようなものが見えてくるので、それを追加で仕入れたりしていくうちに、なんとなく売れそうな商品というのが分かるようになってくる。
売れ行きを見なくても、売れそうであることが分かるのだ。
このようになってくるのが大体4カ月過ぎてから。この時でも、売り上げは数万円程度である。
ここでやってはいけないのは、仕入れを絞ることである。
商品の種類が少ないと売れないことは当たり前だ。
はじめの数カ月は赤字になっていることに耐えねばならないのだ。
売れるときはある日突然やって来る。
理由はわからないが、なぜか突然売れ始める時がやって来る。
1日10個とかが売れるようになってくる。
そして、仕入れが追い付かなくなってくる時が来る。
そうすればもうこっちのものである。
私の経験では、6カ月過ぎたあたりで急に売れ出し、なんやかんやあってその月の仕入額は100万円に到達してしまった。
管理する場所が大変であったが、お金が入ってくるので全く気にならなかった。
そして7カ月目には30万円の粗利を手にすることができた。
今では、これらのお金はしっかりとインデックスファンドに入っているのでここでもまた儲けさせてもらっている。
結論
Aliexpressで時計のせどりを行えば、本当に誰でも儲けることができる。
ただし、6カ月間赤字を掘り続けることができればの話だ。
儲かることが分かっていても、6カ月赤字を掘り続けるのはめちゃくちゃしんどい。
なので、以下の記事ではそんな苦痛を和らげるお得な手法がのっているので、読んでみてほしい。
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