以前、エロ動画が現実世界に与える影響についての記事を書いた。
エロ動画から得られる快楽の度合いが強く、同時に手に入れるまでが簡単であるため溺れやすいこと
エロ動画への没頭によって他の事象への集中力が著しく低下すること
などを述べた。
今回は、エロ動画のいくつかの弊害のうち自己肯定感に対する弊害について述べていきたいと思う。
エロ動画の目標はどれだけ高い興奮を掻き立てるか
そもそもエロ動画を制作している人の目標は何だろうか。
それは少しでも多くの人に購入またはダウンロードしてもらい、売り上げを最大化することである。
そのためにはどうすればいいのか。
単純なことである、今まで世の中に出てきたモノよりも高い興奮を消費者に与えることができればいいのだ。
そうすることによって、購入者からの評判が上がり、評判が上がることで売り上げも増えていく。
そのために大切な要素は何か。エロいことである。
性的興奮をどれだけ与えられるかが重要である。
女優のレベルが高いのは当たりまえ
そうなると、体も顔も美しい人に出演してもらうことが肝になってくる。
対して男優は、と言うと美醜よりもペニスの機能が大事になってくる。
つまり、大きさや持続力である。
日本のエロ動画はモザイクをかけなければならないため、行為者の快楽に必要な動きよりも大げさに動く必要がある。
腰の動きが大きいほどいいし、フェラの場合は顔を大げさに前後に動かしたほうが見栄えがいい。
すると、大きいほどストロークを長くできるし、持続力があるほど刺激的なシーンを長く見せることができる。
翻って、自分の「モノ」はどうであろうか。
無用な比較が劣等感を生む
そもそも映像の中にいる男優のペニスと自分のモノを比較する意味も理由も全くない。
しかしながら、エロ動画を頻繁に見ている人にとっては動画の世界もある種の「リアル世界」であるため、そのように比較するに至ってしまう。
テレビ俳優がどれだけイケメンだからって、それを理由に「自分はモテない」と断定するくらいアホである。
だが、実際にかなりの差があることは確かだ。
その事実によって自己肯定感が低くなってしまうのである。
そしてネガティブな発想になり、結果として性以外の事象についても自信が持てなくなってしまう。
自己肯定感の低下は人生の満足度を著しく下げる
自己肯定感が低くなってしまうと、普通に過ごすうえで人生の満足度が下がることのほかに、だまされやすくなる、ということも発生する。
自己防御壁が弱くなってしまうのだ。
それによって、精神的に満足感が低かっただけの人生が、物質的にも満足感の低い生活に置き換わってしまう。
ここまで陥ることは少ないのかもしれないが、エロ動画の視聴が長期的に見てマイナスであることは確かである。
結論
男子がこのキツイ世の中を生きていくためには、オナ禁およびエロ禁は必須の事項である。
多くの男性がオナニーを自由気ままにやっている世界において、自分だけはやっていない正常な判断が下せると考えたらオナ禁くらいならしてみようと思えてくるだろう?
誰にでもできるからこそ、誰もやらない。
それがオナ禁・エロ禁である。
今すぐ実践してみてほしい。
おはり
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