目の前の女性が何を考えているのか分かれば、よりモテる行動ができるのに…
と思ったことはないだろうか。
その考え方こそが非モテではあるのだが、実は女心はある程度までは学ぶことができる。
その道筋となってくれるのが「進化心理学」である。
進化心理学とは
進化心理学とは、ダーウィンの生物の進化の考え方を心理学に援用したものである。
生き物は、それぞれが生きる環境に適応したものが生き残り、遺伝子を継承していくことになった。
例えば、深海魚は光が全く届かないので目を退化したものが生き残ってきた。その結果、深海魚の多くは目が退化している。
このような考え方を人間の心理にも当てはめることができるのではないか、ということで始まった学問である。
生物は何を目的として生きているのか
深海魚が目を退化させたのは、全く使用しない目に送っていた栄養が退化させることによって栄養効率が良くなり生き残る確率が上がったから、という理由付けができる。
同様に、人間の心理の構造が、働きたがこのようになっているといったときに、理由付けができる必要がある。
つまり、人間という生物が何を目的として生きてきたのかということを考えると、心理の構造が理解しやすくなるのである。
人間は、自分の遺伝子をより多くばらまくことを目的として生きている。
もちろん、これは本能的・無意識的なレベルでの話だ。
多くの男性が結婚しているのにもかかわらずほかの女性にも欲情して、その中の何割かは実際に関係を持ってしまうのだろうか。
これは、一人でも多くの女性と関係を持つことによって、自分の遺伝子をばらまくことができるからだ。
(実際にはコンドームなどの避妊技術が発展しているため、形として遺伝子が残ることはまれだ)
では、女性はどのような本能に駆動されているのだろうか。
女性も遺伝子をばらまきたいと思っている
女性も男性と同じように、自分の遺伝子をばらまきたいと感じている。
しかし、男性と違って自分の遺伝子を残すためには出産という命がけのイベントを乗り越える必要がある。
男性よりも直接的に遺伝子を残すコストが高すぎる。
ではどうするのか。
息子を生んで、間接的にばらまいてもらうのである。
そのためには息子にばらまく才能があるほうがいい。
というか、非モテの遺伝子を受け継がせてしまっては、そこで遺伝子は止まってしまう。
だから女性は非モテが嫌いなのだ。
進化心理学を学べ
上記のことは進化心理学の中でも最も基本的な考え方である。
このほかにももっとこまごまとしたことであったり、逆に直観に反しているあまり反射的に拒否してしまいそうな理論もある。
完璧に学ぶ必要はないし、そうしたところで個体差はどうしてもあるのですぐにモテにつながるかと聞かれると難しいが、学んでおくに越したことはない。
一般的な女性の形態を頭に入れておくだけで、反省もしやすいし次の行動も選択しやすい。
まずは簡単な本がおすすめだろう。これを読んでしっくり来たらほかにも手を出してみてほしい。
おはり
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